今より美味しいご飯の炊き方:準備はわずか1分で!(動画あり、電気炊飯器)
2021/04/18
今あるお米を1分ほどで準備し、今まで以上に美味しいごはんを食卓に用意できます。
「なんか美味しくご飯を炊くのって、意外とむずかしいな・・。」
「あの旅館で食べた朝ご飯、おいしかったな・・。」
「そもそも、ご飯の美味しい炊き方ってあるの・・???」
・・ふと感じる方は、早速「今日のごはん」からお試しください。
間違いなく「今までより美味しいご飯」が炊けます!
炊飯の道具は、日本国内で最も利用されている「電気炊飯器」と、お米は「白米」で。
今回使用した炊飯器は、息子が就職後、初給与でおばあちゃんにプレゼントした、1万5千円ほど(2018年購入)の高性能とは言い難いレベル・・の炊飯器ですが、それでも十分美味しく炊けます。^^;
もちろん、これにはキチンとした理由があります。
その理由も含めご紹介しますので、「なぜだか分からないけど、美味しいかも・・?」と言った、スッキリしない感覚は残りません。
頭でも理解していただけ、気持ち良く短時間で準備できる方法です。^^
今あるお米を「より美味しいごはん」で、質の高い食卓をお楽しみください!
なお、すぐ下に本内容のすべてをまとめた「95秒ほどの動画」もあります。^^
一通りご覧いただき、再度ストップ・再生しながら確認しても、数分で準備はできるはずです。
より詳しくご理解したい方は、各項目ごとにコマ切れ動画を確認しながら、最後までご確認いただけます。^^
ぜひ、「今日のごはん」からお試しください!^^!
1,お米は「正確に計量」しましょう
お米を計量するときは、一般的に「1合カップ」や「計量カップ」を使われる方がほとんどのようです。
動画では「1合カップ」を使用しています。
1番のポイントは、「正確に計量する」こと。
そのために、お米をすくった後、コンコン!と叩き隙間を埋めるひと手間が重要です。
米粒は「楕円形」なので、軽く「すくう」だけではわずかずつ隙間ができ、正確に計量することができません。
そのため、お米をすくった後に「コンコン!」をお忘れなく。^^
最近あまり見かけませんが、バイザーの「1合」「2合」などボタン表示を押すと、その量が出てくるものもありますが、あまり正確ではありません。^^;
「お米:水」の割合は、同じなので、同じ容器・カップで計るのが一番正確です。
1合カップの場合、「お米1合(150グラム):水180cc」になります。
ということは・・、1合カップや計量カップがない時も、普通のコップやお茶碗など、お米と水を同量に計れば、どんな形のものでも正確に水加減を間違うことなく炊けます。
ただ秤(はかり)がないと「何グラムあるか?」が分からない・・だけです。^^;
ごはんの量は、大体「お米1合≒お茶碗2杯分」くらい。
一般的に、おにぎりも同様に「お米1合≒2個分」ほどになります。
もちろん、どんぶりバチに盛るごはんや弾丸おにぎり・・などは例外です。^^;
2,お米の「洗いかた」
「無洗米も洗わないといけない?」
いえ、無洗米は洗わなくても結構です。^^
なので、無洗米を購入されている方は、ここはスルーしてください。
さて、昔はお米を「研(と)ぐ」と言い、ゴシゴシとお米をこすり合わせるように力を込めて洗っていました。
それで、米粒にわずかに残っている米ぬかを洗い落とすことで、ツヤのあるごはんを炊くことができました。
ですが、この20~30年間ほどで精米機は格段に性能が良くなり、業務用の大きな精米機で精米するお米、例えばお米屋やスーパー、生協などで購入するお米は、米粒に米ぬかがほとんど残らないほどの仕上げになっています。
なので「普通精米」などと表示されているお米でも「洗う」だけで十分です。
「洗い方」はショート動画を見ていただくのが早いですが、解説すると、テニスボールを持つような手で、「5秒ほど素早くかき混ぜる」感じです。
・お米よりも少しだけ多めの水を入れ、
・テニスボールを持つような手で、5秒ほど素早くかき混ぜます。
・白くにごった水だけ流します。(網目のボールに移すとカンタンです)
→このサイクルを2回もすれば十分です。
誰でもカンタンに、すぐできることです。
指の隙間から水を流す場合、米粒を流さないようにご注意を。
その際、わずかに白くにごった水は残ると思いますが、全く問題はありませんので大丈夫です。^^
できれば、網目のボールで受けると、にごった水もキレイに流せ、お米を1粒も無駄になりません。
うちでは、子供の「お手伝い」として、小学校3年生になるとさせていました。
3人が1日交代でしたので、「え~、今日は僕か・・(>_<)」とイヤイヤする日もあったり、都合で交代とか・・、見ている方は楽しめました。^^;
「お米を洗う」はたったこれだけ。
役割を与える家族がいれば、毎日スル~・・できます。^^;
3,「冷水」で「2時間つけ置き」を
「冷水」で炊くと、今より確実に美味しいごはんが炊き上がります。
ここが最も重要なポイント!です。
「冷水」とは、
・水を一度沸騰させ、冷ました後で冷蔵庫に保存しておく
→「お米1合:1合カップ1杯の冷水」で2時間つけ置き
・1合カップに「まず氷1個を入れ」水を足して計る
→「お米1合:1合カップに氷を入れた1杯の水」で2時間つけ置き
水を一度沸騰させるのは、カルキ臭や塩素系のにおいもなくなり、「素直な水」で美味しく炊くため。
電気ケトルなどあれば、「ついで」にできることです。^^
ただ、ここで、「2時間もつけ置き?」
「はい」
水温の低い冷水は、米粒が芯まで水を吸収するのに2時間ほどかかります。
常温の水やぬるま湯などなら約30分ほどで済みますが、冷水は2時間ほどのつけ置きが必要になります。
わざわざ冷水で2時間つけ置きする理由は、「吸水した状態で炊き始めないと、お米本来の甘みは味わえないから」です。
また吸水が不十分だと、炊き上がりも固めの食感となり、本来の食感とは異なる食感のごはんになります。
昔は「夏のご飯より、冬のご飯の方が美味しい」と言われていました。
2つ理由があり、「収穫後間もない状態のお米」を「冬の冷たい水で炊く」ためだと勝手に想像しています。^^;
冷水で「2時間以上つけ置き」で炊飯すれば、今よりも間違いなく、そのお米本来の食感で美味しく炊き上がります。^^
この「加熱曲線」は、【加熱開始後8~15分後に沸騰させ、98℃以上で20分間】を基本とし、各炊飯器メーカーは加熱具合や釜素材や熱伝導など、様々な研究を行っています。
そこで、一つポイントになるのが、「お米のデンプン質が糖分になる状態が80℃」と言われています。
つまりは、80℃までの時間を長めに取ると、より美味しいごはんに炊き上がります。
逆に80℃になるまでの時間が短いと、糖分に分解されにくいので、ゆっくりと時間をかけて80℃になる方が甘みのあるごはんに炊き上がります。
冷水を使う理由は、【「常温水」から80℃まで】よりも【時間稼ぎ】をして、より美味しく炊き上げるようにするためです。
特に「夏場の常温水」はタダでさえ温い上、「お米の劣化」も早い時期なので、必ず「冷水」で。
「はじめチョロチョロ、中パッパ~、ジュウジュウ吹いたら火を引いて〜、赤子泣いてもフタ取るな~」
この唄知っている方もいると思いますが、実は奥深い~意味があるんですね。^^
カンタンに言うと、こういうことなんですが、もっと深く知りたい方は、ちょっと難しい内容ですが、「こちら」(炊飯 加熱曲線 の検索結果ページ)」からご覧いただけます。
5,「2時間つけ置き+1時間炊飯」で合計「3時間後の炊き上がり」で予約炊飯するのがオススメ!
白米を炊く場合、スタートボタンを押すと、ほとんどの電気炊飯器は「1時間以内」で炊き上がります。
1分で準備した後、つけ置きで約2時間、炊飯で約1時間、合計3時間後くらいには、美味しいごはんが炊き上がります。
ですが、仕事や外出の際、3時間前に準備を始めて・・ができない場合、また朝ごはんに炊きたてを食べたい場合など、便利な「炊飯予約」を設定するのがオススメです。
現実的に毎日のごはんを美味しく食べるには、欠かせない機能ですね。
そこで、オススメの「予約設定」の仕方は、
【食事の時間に合わせて、「炊きたて」を逆算して設定する】
ことです。
どのメーカーの炊飯器も、「炊きたて」が一番美味しく食べれるよう研究し、作られています。
ただ、予約設定をする場合、「○時○分に炊き上がり」か、もしくは「○時間後」かが、炊飯器によって異なりますので、それさえ間違わなければ大丈夫です!
早速やってみることをオススメします。^^
6,最後はフタを開け、ご飯を「ほぐす」
炊き上がり後、炊飯器のフタを開けると、香ばしいツヤツヤの白いごはんが炊き上がっているはずです。
ここまでやってもらうだけで、今あるお米が美味しく炊けるのは間違いありません。
ですが、炊き上がり後にまずやって欲しいことがあります。
炊飯器のフタを開けてすぐ、「ほぐす」こと。
なぜなら、ごはんの上部は少し固め、底に近い下部の辺りは柔らかめのごはんのままなんです。
安い炊飯器ほど、その傾向が見られます。(T . T)
まず、しゃもじで「十字」に切り、1/4ほどずつひっくり返す・・ようにほぐします。
「余分な水分を飛ばす」ことで、均一な食感のごはんとなります。
「お米本来の食感で味わう」ために、必ずやって欲しいことです。
それから、重要なポイントがもう一つあります。
「炊き上がり後、どのタイミングで食べ始めるか?」
によって大きく左右されます。
電気炊飯器の場合、「ピ~ピ~」の炊き上がり後、30分以内に食べ始める、これが基本です。
ただし、「蒸らし機能」のない炊飯器の場合は、炊き上がり後、20分ほど経ってからフタを開けることをオススメします。
もし保温状態のまま30分以上置くと、ごはんが少しづつ固まってきます。
ほぐす時にも余計な力が必要となり、ごはんのツヤも落ち、食感もより固めになるので、30分以内に食べ始めるのが勝負です。^^
言い換えると、食べる時間に合わせての「4,予約設定」が肝心!ということになりますね。^^
ただ本来、白米で2時間以上、例えば3時間以上とか、10時間・・(T . T)ほどつけ置きするのは「つけ過ぎ」です。
炊き上がりがべちゃつく感じになってしまい、そのお米本来の炊き上がりにはなりません。
さらに、冷水も「ぬる〜く」なりますので、オススメはできないですが、短時間のつけ置きよりはマシです。
できれば、長時間のつけ置きは「冷水+氷」を使うなどして、できるだけ冷たい水温で炊き始められるようにすることをオススメします。^^
7,まとめ
実は、この「冷水でつけ置きして炊く」炊き方は、「ごはん」にこだわる料理店などでは「当たり前」のことなのです。
カンタンなので、まずは「今日のごはん」から試してみてくださいね。^^
意識して食べてみると、ご飯の「ツヤ」だったり、「ふっくら感」など、必ず少しでも変化を感じられると思います。
ただ、それでも「美味しいとは思えないな・・」と感じるのであれば、それは「炊き方」に問題がある訳ではありません。
別の理由を考えることが必要です。
ご飯の材料は「お米」と「水」だけ。
「炊き方」をもう一度確認してみましょう。
お米と水はキチンと計量しましたか?
→「した!」
水は一旦沸騰したお湯を冷まし、冷蔵で冷やして、もしくは「氷」を入れましたか?
→「OK!」
洗い方やつけ置き、予約炊飯など、動画や本内容をそのままやってみましたか?
→「やった!」
・・ならば、炊き方には問題ありません。
炊き方に関しては、「100点満点」です。^^
・・としたら、他の理由は今ある「お米」しかありませんね。^^;
「自分好みのお米」でないか、「そもそも全然美味しくないお米」か・・、そのどちらか?しかありません。(T . T)
実はお米も、ピンからキリまであります。
お米選びに関して、もう少し知りたい・・なら、続いて「こちら」もオススメの情報です。
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