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お米・ごはんに関するブログ・記事

離乳食に「合うお米」と「避けた方がいいお米」の選び方

2019/07/20

離乳食に「合うお米」と「避けた方がいいお米」があるのはご存知ですか?

 

我が家にも、昨年2018年5月に「初孫」が誕生してくれ、現在1歳2ヶ月ほどの離乳食真っ最中・・というか、もう無事「卒乳」し、ほぼ終わりかけの男の子がいます。
時々、はちぼく屋にも来て、お客さんにも愛想振りまいてくれます。^^;


そんな約8ヶ月間ほどの離乳食を身近に見てきて、お米屋ならではの視点から

★「離乳食に合うお米」と「避けた方がいいお米」

について、少しでも参考になればと思います。

 

詳細は以下の順で。

 

1,「離乳食」って最初は必ず【お米】から

赤ちゃんが生まれて初めて口にするのは「母乳」か「ミルク」ですね。

 

生後約半年ほどから「卒乳」のための食事として「離乳食」を始め、初期・中期・後期と1歳半ごろをメドに、徐々に大人と同じような食事にして行くのが一般的だと思います。

併せて「アレルギーチェック」を一つづつ。

 

赤ちゃんとママ・パパにとっては「特別な期間」でもあり、1年ほどは続く「日常」でもありますね。

 

特に、毎日新鮮な変化や成長の「ご褒美」と、根気強く日々の子育ての「大変さ」も乗り越えて行く必要があります。

本当にご苦労様です。

 

諸外国では、それぞれの食文化の違いで離乳食も様々ですが、考えてみると、ここ日本で「離乳食」と言えば、最初は必ず【お米】からですね。

 

つまり「おかゆさん」の素材は、「お米」と「水」だけ。

ほとんどの赤ちゃんが食べられるので、安心で主食となるものだからです。

 

正確には「おもゆ」から始めて、少しづつ粒を残す「おかゆ」になり、1歳半ほどでほぼ大人と同じような食事にしていく。

進め方やつくり方など、検索すればすぐに解決できるほどの情報量もあり、専用の「アプリ」もいろいろあるようです。

SNSもうまく使えば一人で悩む必要も少なくて済む、いい時代になりました。

 

「離乳食」って、一生続く毎日の食事、特に主食となる「ごはん」のスタート時期とも言えます。

赤ちゃんにとって「どう感じるか?」、親にとっても「どんなものを食べさせるか?」改めてすごく大切な時期なんだと思います。

 

2,「離乳食に合うお米」って?

生後半年ほどの「赤ちゃん」にとっては、お米の味や食感・・などは分かりませんね。^^;

 

ですが「明らかに母乳やミルクとは異なるもの」という違いは分かります。
生後半年ほどで、違いを認識できる「舌」や「のど」はできているのだと思います。


昔から離乳食には「10倍がゆ」、まずは[お米1:10水]の割合で炊いたり、米粒の約2倍に膨らむ[ごはん1:5水]のいずれかで炊きますね。

それを潰して、ほとんど粒の残らない、「糊(のり)」状のものから食べ始めます。

 

そんな「おかゆさん」なら、赤ちゃんにとって何が一番大切でしょうか?

 

そう。

味や食感よりも、【安心・安全】であること。

 

できれば「無農薬米」がベスト。

最低限でも「減農薬米」で。

 

抵抗力の少ない赤ちゃんにとって、「安心・安全」以上のものはありません。

 

3,「避けたほうがいいお米」とは?

「おかゆさん」って、味付けせずに「水」と「お米」だけでつくるものですね。

ならば素材としての「お米」次第。

 

「避けた方がいいお米」とは、もちろん【安全でないもの】。

では「安全でないお米」ってどんなお米?

 

一般的に、日本でつくられる「お米」は、安全と言われています。

「一般的な話」なので、アテにはなりません。

 

余談ですが、世の中の「一般的」や「常識」は、ほぼ疑う必要があると思います。

自分で調べて「何がいいのか?」を一つ一つ自分の中で消化していくべきだと思います。

「腑に落ちる」まで見て行くと、納得できてスッキリします。

 

話を戻して、「安全でないお米」?

 

「無農薬米・減農薬米」と言われるものは、もちろん【安全・安心なお米】です。

その他、世の中のほとんどのお米は「一般栽培米」と言います。

それらが【安全とは言えないお米】です。

 

「一般栽培米」とは、地域JA(旧 農協)が指導する方法で、栽培期間中10数回~20数回ほど農薬や化学肥料を使用する「お米」です。

 

それでも、一般的には「安心・安全」とは言われていますが、

果たして「それって本当でしょうか?」

 

「農薬散布すると頭痛がしてくる」という生産者の声は、1960年代からありました。

そんな農薬の代表的な「除草剤」を何度も田んぼ入れ、雑草の生えない田んぼで育つお米が、「本当に安心かどうか?」疑問に思えます。

 

また、害虫予防や病気対策、成長促進など様々な機能の「化学肥料」を使用し、自然のサイクルからかけ離れた「人工的」な手を加えることで、確かにキレイで早く育つ稲やお米はできます。

沢山の「量」が収穫できるので、「いい事」という考え方は成り立つかも知れません。

 

ですが、それが「人」にとって安心・安全な食べ物と言えるでしょうか?

まして抵抗力の少ない「赤ちゃん」に食べさせることは、決していい事とは思えません。

 

お米屋の仕事柄、「香り」に敏感になりますが、一般栽培米は「臭い」です。

いわゆる「農薬」の香りが結構残ります。

精米した際に出る「米ぬか」も、無農薬米・減農薬米のそれとは、明らかに違います。

香りだけでなく「ぬか漬け」した際の味も、全く違うものができます。

 

以前、実験したことがあります。

お米につく「コクゾウムシ」を無農薬米と一般栽培米とに分けて置いて放ったところ、数匹のコクゾウムシ全てが「無農薬米」に自らたどり着きました。

(画像がなくて残念です・・。)

 

人間では分かり難いレベルの「差」でも、体調1ミリほどの小さな生き物からすると、その差は歴然としている、ということが言えると思います。

 

ま、赤ちゃんでも生後半年もすると、平均的に60センチ~くらい?にはなると思いますが、やはり抵抗力の少ない赤ちゃんに食べさせるのは、「安心・安全」な食べ物を最優先すべきだと思います。

 

「無農薬米」や「それに近い減農薬米」がオススメ。

「一般栽培米」は、赤ちゃんには避けた方がいいと思います。

 

実際に赤ちゃんが食べるお米の量なんて、ほんのわずかのものですから。^^

 

4,赤ちゃんに合うお米の「特徴」は?

「無農薬米・減農薬米なら、どんな品種のお米でもいい?」

 

実はもう1歩踏み込んで考えると、赤ちゃんに合うお米の「特徴」があります。

それは、

【やわらかめの食感】のお米。

 

理由は、少ない歯でも米粒をつぶしやすく、消化にもいいため。

 

 

まず「おもゆ」に始まり、徐々に「おかゆさん」にして行きますね。

1歳を過ぎるころには、だいぶ米粒がはっきりしていても大丈夫だと思います。

「卒乳」してからは、母乳やミルクでの栄養の代わりが、全て「食事」からになりますね。

 

1歳半を過ぎると、だいたい大人と同じようなごはんでも・・大丈夫みたいですが、まだ【歯】は揃っていませんね。

 

上下の前歯は数本生えてはいても、前歯の機能は「噛みちぎる」だけ。

奥歯が生えて「噛みくだく・つぶす」ことができます。

奥歯や犬歯も含め、全て生え揃うのは、大体2歳半ごろと言われています。

 

としたら、やはり歯が揃うまでは「やわらかめ」の食感のお米がオススメです。

やわらかめなら、元々消化にも良く、赤ちゃんにとっては負担が少なくて済みます。

 

やわらかめの代表的な品種は「ひとめぼれ」。

これで無農薬米か減農薬米ならベストと言えます。

産地によってやわらか加減の差はありますが、東北産のものなら、ほとんど「やわらかめ」のお米になります。

 

なお、東北大震災の風評被害で、未だ「東北産」というだけで、避ける方がまだまだおられますね。実際に店頭でも時々おられます。

 

個人の考え方なので否定はしませんが、実際の被害にあったエリア以外は、福島県内でも全く影響のない話なのです。本来は。。(T . T)

 

更に言うと、お米に関しては、平均的に「東北産」のお米が一番レベルは高いです。

 

元々、日本の穀倉地帯でもあり、古くから有機栽培に取り組む人の数も、地域レベルで言うとダントツ多いのです。

それだけ、産地条件にも恵まれ、志を持った生産者が多いため、特に赤ちゃんに食べさせるお米は、直接被害のなかった東北産が一番安心・安全だと思います。

 

可愛い初孫にも、これ以上ないレベルの「宮城県産有機JAS認証米(無農薬米) ひとめぼれ」・やわらかめのお米を食べさせています。

これがベストの選択だと思うから。^^

 

5,まとめ

離乳食で、お米のベストの選択は、

・安心・安全な「有機JAS認証米(無農薬米)」やそれに近い「特別栽培米(減農薬米)」

・負担の少ない、やわらかめ食感の「ひとめぼれ」

になります。

抵抗力の少ない赤ちゃんには、【安心・安全】を第一に。

 

なお、やわらかめの「ひとめぼれ」をオススメする理由は、たくさん作られる品種なので、探す際に「探しやすい」というメリットがあります。

元々、やわらかめのお米自体、生産されている品種が少ないので、代表的なものが「ひとめぼれ」なのです。

 

一方、避けた方がいいお米は「一般栽培米」。

ちなみに、スーパー・コンビニなどで販売されているお米は、ほぼ全て一般栽培米。

有機JAS認証米なら「JASシール」が貼ってあります。

減農薬米なら、必ず袋にも「特別栽培米」と書かれてあります。

 

その表示がなければ、確実に「一般栽培米」です。

「魚沼産コシヒカリ」などのブランド米でも同じこと。

 

できれば、歯が揃う2歳半ごろまでは、「やわらかめ」食感のお米がオススメ。

ごはん粒がくだけやすく、消化にも良いので、赤ちゃんの負担が少なくて済みます。


 

はちぼく屋では、創業当時から「離乳食のお米」売れ筋ナンバー1は、

「有機JAS認証米・ひとめぼれ(やわらかめの食感)」

です。

 

ナンバー2も、
「特別栽培米・ひとめぼれ(やわらかめの食感)」

 

いずれもスーパーレベルでは入手不可能で、国産トップレベルのお米たちです。

離乳食から幼児期にかけては、さほどお米の量は必要ありません。

また、精米も一般的には「白米」ですが、当店では「8ぶづき(金芽米・きんめまい)」から離乳食を始めるママが半分以上になりました。

2人目・3人目になると、慣れ・・と言うか、多少雑にもなり ^^; 、7ぶづきや5ぶづきから始めるママも結構おられます。

安心なお米なら、5ぶづきからでも全然大丈夫みたいです。^^

 

レターパックでお届けする全国送料370円の「お試し2キロ(12合)」で上記のお米が何度でもご注文いただけます。

 

以下よりどうぞ。

 

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【お試し2kg(12合)・全国送料370円】
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わずか【0,2%】しかない有機JAS認証米
や無農薬米・それらに近い減農薬米まで。

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