【早炊き】でも、ごはんが美味しく炊ける方法
2019/08/03
炊飯器の「早炊き」機能、便利ですね。
特に時間のないとき。
助かります。^^;
ですが、どのメーカーも「普通炊きは50分前後」ほどかかるのに、「早炊きって20~30分」ほどで炊き上がります。
【ほぼ半分の時間】で。
「なぜ半分の時間で炊けるのでしょうか?」
もしかして・・
1,約半分の時間で炊ける「早炊き」は、どうやって炊いているの?
2,なぜ、お米の「甘み」や「食感」が そこなわれるのでしょうか?
お米を炊いていると、途中で「シュー」っと「湯気 (ゆげ) steam」が出ますね。
あれは炊飯器内では「沸騰」しているので、その蒸気を外に出しているのです。
つまり、早炊き機能は「つけ置き~沸点」に達する時間を短縮した炊飯方法なので、「はじめチョロチョロ・・」ゆっくり炊くのではなく、初めから「急速」に炊飯しているのです。
それでは、そのお米の持つ「甘み」は十分に引き出せません。
また、沸騰した後は98度で炊きますが、その後の「蒸らし」の時間も短縮しています。
十分な「蒸らし」もしないと、本来の「食感」にならず、少し固めのごはんになります。
なので、結果的にお米の「甘み」と「食感」が、違うお米のように感じられます。
ま、理屈ではなく、実際に試してみるとよく分かると思います。
「ホンマや!ちょっと固め・・、ん?確かに甘みも・・」と気づくことでしょう。
意識して食べてみると、結構分かるもんです。
もし「甘みも食感も変わらない・・」と感じるなら、「お米そのもの」が元々そのレベルのお米だったかも知れません。。-_-;
3,「早炊き」は「少し水加減を多め」に
炊飯器メーカーは「おいしいごはん」が炊き上がる研究を続けています。
なので、「普通」に炊飯するのが、「その炊飯器」で一番おいしく炊き上がる設定なのです。
それを「約半分の時間」で炊き上げる「早炊き」は、それ自体に無理があります。^^;
なので、早炊きでごはんの持つ本来の「甘み」や「食感」を犠牲にしていることは理解しておきましょう。
けど・・少しでも「おいしく」早炊きする方法があります。
・「冷水」か「氷」を入れて炊く
加えて、
・水の量を「1割ほど」増やす
カンタンに、少しでも「おいしく」炊き上げるポイントです。
「1割増し」・・の水加減って少し難しいですが、1合につき「小さじ1杯」ほどの量です。
2合炊く場合は、「大さじ1杯」でも同じ量です。
できれば、十分「つけ置き」すればいいのですが、その時間がないので「早炊き」ですね。^^;
もし、なんとなく「早炊き」・・の方は、~2時間以内で可能な限り「冷水でつけ置き」してみてください。
これで、「食感」は本来の食感に近づきますが、「甘み」の部分はどうしようもありません。
「甘み」を補うには、「オリーブオイル」か「ハチミツ」などを、「2合につき 小さじ1杯」入れることで、「わずかな違い」が、おいしいと感じる方も多いようです。
(個人的には、あまり好みではないので、どちらもオススメはしませんが。^^;)
5,まとめ
「早炊き」は便利な機能ですが、「おいしさ」特にごはんの「甘み」と「食感」を犠牲にしています。
なので、できるだけ「つけ置き」はしていただいた方が、おいしいごはんが炊けます。
でも「仕方ないか・・時間がない!」
という時には、その前提で「できる範囲の工夫」を。
カンタンな方法はこれ。
・1合につき「氷」を1~2個入れて炊飯する
(→詳しくは「こちらの記事」で)
加えて、
・1割り増しの水加減で
この2点をするだけで、本来の食感に近づけます。
もう少しマシな方法としては、事前に
「お米を洗ってザル+ボウル bowl で冷蔵庫に」
カンタン過ぎるので、思い出したらぜひやってみてください。^^
なお「早炊き」はオススメしませんが、最高峰のお米なら、どんな炊き方でも「甘み」は確実に感じられます。
できれば「普通炊き」で、極上のごはんをお楽しみください。^^
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